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キャンパスの未来を象徴する、交流と学びのランドマーク

工事名:(仮称)都築教育学園キャンパス魅力化計画

発注者:学校法人都築教育学園

学校・教育

概要

県道の高架化道路工事を背景に、短期大学と幼稚園の建て替え計画でした。本計画では、分散している各学校を統合的かつ統一的に再整備することを目的としています。また、施設の老朽化への対策や耐震性の向上を図るとともに、学科機能の集約と効率化を進め、学生の皆様にとって憩いの場となるようなキャンパスを提供します。

課題やご要望

学科機能の集約と効率化

分散している各学校ごとに統合的・統一的に再整備することで、職員や学生双方にとってより魅力的で効率的なキャンパスを目指したい要望がありました。

学生の憩いの場を提供したい

園児から短大生まで幅広い年代の学生にとって、快適であたたかみのある空間を求められておりました。

解決に向けたアプローチ

教育環境と動線を両立した保育棟の計画

保育棟は、園庭にアコウの大木を利用。短大棟とのつながり方を大切に考え、将来、幼稚園の先生になる短大生と園児との適度な距離を保てるように、短大棟とデッキで連結することで、短大棟施設との利便性に配慮しました。

木のやさしさを活かした、居心地のよい室内空間

内部には木材をポイントで使用し、シンプルでありながらあたたかみのある空間を実現しました。

結果

キャンパス魅力化計画の中心施設となる短大棟は、高さ30.5mとキャンパス内で一番高い建物となりました。新しいキャンパスのシンボルとなり、隣接する厚生会館のカフェと一体的になってキャンパスの交流ゾーンを形成することができました。

工事名
(仮称)都築教育学園キャンパス魅力化計画
発注者
学校法人都築教育学園
工事場所
霧島市国分中央 1丁目10-2
工期
平成28年10月1日~平成29年9月30日
構造
鉄筋鉄骨コンクリート、一部鉄骨造
床面積
6,744m²